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イントロダクション

下記文章は、TW4「サイキックハーツ」のテイザーサイト様より転載したものとなります。

2012/06/29

2012、人類制圧完了より400年。
サイキックアブソーバーの稼働は統治者達に致命的な混乱をもたらしたが、今なお人類に対して絶対的君臨者である事実に変わりは無い。
其の灼滅を可能とせしめるは、今尚、其と同じ闇を孕みし者のみ。
彼等の癒しは其を灼滅せし時のみ訪れようが、それは新たなる其の誕生、即ち「闇墜ち」の先触れでも在る。
己の闇を恐れよ。されど恐れるな、この力。

2012/07/22

トミーウォーカー新作PBW「サイキックハーツ(略してサイファー)」、2012年8月12日スタート。
人類発生の起源より、ヒトの魂の奥底には「闇(ダークネス」と呼ばれる邪悪なる別人格が存在していた。
ダークネスはサイキックを備えており、闇堕ちによる人格交換が達成されると、その肉体までもが大きく変化・異形化する。
闇と一括りに捉えられているが、ルーツの違うダークネスは全くの別種であり、人類同士のような生物学的共通点は見出せない。
寧ろ種種雑多な超存在が人間の魂ひとつに封印されていると考えるべきか。
ダークネスは有史以前より悪魔・幻獣あるいは暴君・カリスマとして、幾度も人類の歴史に登場している。
やがて、世界には己以外のダークネスが実在することに気づく者が現れた。
ダークネス同士が遭遇した結果の多くは惨劇に終わったが、ひとたび共闘する者達が現れてからは、瞬く間の出来事であった。
1600年代前半、複数の有力なダークネス組織が仮初の休戦条約を結んだ時、人類は既に彼らの支配下にあった。
ダークネスによる人類「分割統治」のはじまりであり、ここより、現代に至るまでの長きにわたる「見えざる圧政」の歴史が始まったのだ。
ダークネス達は繁殖能力を持たず、その発生原理より当然ながら、人類よりも個体数は少ない。
故に彼らは人類を密かに支配し、繁栄させて数を増やしつつ、人間としての営みを歪めてゆくことで、闇堕ちの絶対数を増やす芳醇な土壌を築き上げていたのだ。
ダークネスは己達の増加と、己達を突き動かす邪悪なる衝動のままに、人々を支配し虐げてきた。
世界の矛盾は必然ではなく、戦争や悲しみは人の本質ではない。それらはダークネスによってもたらされたものなのだ。
そして1990年・日本・東京・武蔵野市。サイキックアブソーバーが稼働する。
同機械の作動により、地球のサイキックエナジーは全て吸収され、日本列島に収束する事となった。
強大なダークネスは、本来の魂を圧倒的に超越した強さを持つが故に、存在を維持するためだけにもある程度のサイキックエナジーが必要となる。
サイキックアブソーバーによりそれが奪われた為、殆どのダークネス組織の上層部は機能不全に陥り、組織に操られていた人類代表達にも大規模な混乱が発生した。
未だ世界が分割統治下にあるのは変わらないが、1990年を境に、世界情勢が大きな変化を迎えたのは間違いない。
そしてもうひとつ、サイキックアブソーバーの影響によるものか、もうひとつの異常が現れ始めた。
灼滅者(スレイヤー)」の突然の増加である。
彼らはダークネスに人格を奪われること無く、そのサイキックだけを行使することができる人類。
彼らも常に闇堕ちの可能性を秘めてはいるが、ダークネスを灼滅することで魂を癒し、闇堕ちの危機を遠ざけることができる。
肉体の脆弱さを、サイキックエナジーから生成された「殲術道具(キリングツール)」で補い、ダークネスに挑む者達。
サイキックアブソーバーの創設者達は、1995年以降の生まれであった彼らを集めるため、サイキックアブソーバーの存在する東京都武蔵野市に「学園」を設立する。
灼滅者達は皆、それぞれに、自らのルーツに連なる、逃れ得ぬ宿敵との戦いに巻き込まれていた。
ヴァンパイア闇堕ちした者の血族や愛する者が、望まずにダンピールとなり、六六六人衆は殺人鬼の才能に悩む者達を集結させ、ナンバー争奪戦に加わらせようとする。
ファイアブラッド魔獣イフリートを狩り、ご当地に迷惑を掛ける宇都宮ぎょうざ怪人の暴虐には、誰かが立ち向かわねばならぬ。
他にも様々なルーツの元にある灼滅者達は学園に集い、互いに協力しながら、全てのダークネスに立ち向かうのだ。
学園に集っていれば、自らに適した灼滅道具を探すのも、それなりに容易になるだろう。
内部に御霊を奉納した腕型祭壇「縛霊手」、実体を持たないサイキックエナジーの塊「バトルオーラ」、影を武器化する「影業」、
他にも「バスターライフル」「WOKシールド」「日本刀」「鋼糸」「契約の指輪」「護符揃え」など様々。
武器はそれぞれに灼滅者からサイキックを引き出し、灼滅者のルーツとポテンシャル以上の力を引き出す。
実戦においては、時には魔法使いがESPでほうきに乗って空を飛び、神薙使いの操る妖の槍が壁を穿つ事もあろう。
エクスブレインがサイキックアブソーバーより引き出した解析結果を逸れることは得策ではないが、情報隠匿の必要はない。
成功を得るために、己の闇を癒すために、人々の笑顔を守るために、立ち上がり、前に向かって進めば良いのだ。
戦いにおいては、各人のポジションがものをいう。
前衛「クラッシャー」「ディフェンダー」、中衛「ジャマー」「キャスター」、後衛「スナイパー」「メディック」。
特性を活かし、隊列を決めるのだ。
鍛えぬいた己のサイキックサーヴァント殲術道具を、拳を極めしアンブレイカブルに、ソウルボードに潜むシャドウに、性愛を弄ぶ淫魔に、叩きつけるのだ。
全てのダークネス組織は、ノーライフキングを例に挙げるまでも無く、高位の者の殆どが活動不能状態であるがゆえに、未だ策謀は散発的である。
されどダークネスはいずれのルーツも強大であり、眷属の力も侮れない。
ダークネス組織からの誘いに応じるような場合とは別に、戦いの中で如何にしても逃れられぬ窮地に追い込まれたならば、場合によっては闇堕ちの封印さえ、解かざるを得まい。
闇堕ちした後は別人格に体を奪われ、灼滅者はやがて完全なるダークネスへと変貌する。
しかしもし、仲間たちが闇堕ちした君を見つけ倒すことができれば、救出された君のもたらすデータは、学園に様々な恩恵をもたらす事であろう。
以降はシステム面に関する若干の説明。ここまで読んでいただいたPBW初体験の方は、http://t-walker.jp/pbw.htm等をお読みの上でご覧頂きたい。
TW4では、「さらにシナリオコンテンツを遊びやすく」「さらに使いやすく」を念頭に、様々な工夫がされている。
発言検索・発言一覧・クラブの副団長システム・★課金手段の増加・シナリオ難度によるプレイングとパフォーマンス文字数の変化・
ポジション分け等による相談の円滑化・進化したサイキックシステム・リプレイ完成後にできる警戒行動もしくは事件の追跡、あるいは推理。
君は、君の肉体を奪った闇人格が何をするのかを、闇堕ちシナリオとして発表することができる。
また、学園は皆が灼滅者である為に、学園シナリオでは放課後や帰り道のシナリオや、課外授業等の学園内のあれこれを題材としたシナリオが登場したり、観光地や遊園地に遊びに行ったりもできる(富士急ハイランド様から許可済)。
学園は戦う為の機関ではあるが、人の心を忘れてしまえば闇堕ちの危険は圧倒的に増大するし、戦う意義も失われてしまう。
学園生活も思いっきりエンジョイし、忘れられない思い出を作ろう!


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Last-modified: 2012-08-01 (水) 23:33:09 (4288d)