「闇堕ち」したヒトから生まれたヒトを超越した存在、サイキックを操るダークネスに関する情報を扱うページです。
- 人類発生の起源より、ヒトの魂の奥底に存在する邪悪なる別人格です。
- ダークネスによる人格交換の発生(人格の乗っ取り)が「闇堕ち」と呼ばれる現象です。
闇堕ちが発生すると、闇堕ちした者の肉体は大きく変化・異形化するものとされています。
- ダークネスは、更に「ルーツ」によって細分化され、ルーツが違えば全く別の生物と言っても差し支えない存在です。
- 幾種類もの超存在が人間の魂ひとつに封印されている、別の生物が魂の中にいるような物とする解釈も存在します。
- 1600年代には、組織化したダークネスが、全人類を裏から支配するまでになっています。
- ダークネスを生み出せるのは、魂にダークネスを眠らせている人間だけです。
その為、通常は一般人を滅ぼし尽くす事はありません。
- 「灼滅者」でない彼らは、何かしらの弱点を有している場合が有ります。
「弱点」を突かれると通常よりも大ダメージを受けます。
- 灼滅されて死亡した場合。死体が残るかどうかは、種族、個体によって差があります。
- 武蔵坂学園よりも強力すぎるダークネスの動向は、エクスブレインでも未来予測できないことがあります。
特徴
- 繁殖能力が無い
種族、個体差がありますが『性行為』が可能でも子供を産むことも産ませることもできません。
ダークネスは、発生源であるヒトを「闇堕ち」させる事で増加します。
ダークネスにより、「人の心」を失わせて「闇堕ち」させる手段は様々です。
詳細は、「闇堕ち」のページを御覧下さい。
- 個体数が少ない
上記の理由により、個体数は人類より少なくなります。
その代わり、「闇堕ち」する前の魂を超越する能力を持っています。
- 存在する為にサイキックエナジーが必要
超越的な力を有する代わりに存在するだけである程度のサイキックエナジーが必要です。
強力な個体ほど必要なエナジー量が多い模様です。
この為、「サイキックアブソーバー」稼働で各組織の上層部=強力な個体が活動不能に陥り、多くのダークネス組織が悪影響を被っています。
- ダークネス『シャドウ』の様に特殊な方法で「サイキックエナジー」の必要量を抑える
手段を持つダークネスも存在します。
- 己の欲望、衝動に忠実
発生原理からヒトよりも邪悪な傾向にあります。
ただ、他のダークネスと共闘したり、組織を作るなど社会性を持つ者もいます。
- サイキックを持ち、バベルの鎖を纏っている
ダークネスも体表を薄く覆う永続型の結界膜、バベルの鎖に覆われています。
これにより、サイキックでない攻撃から実質的なダメージを受けません。
また、バベルの鎖を纏った者特有の超常的な情報伝達阻害と隠密性で、人目を気にすることなくサイキックを使用したり、活動することができます。
- 不老の存在
ダークネスは、精神が枯れない限り老化しません。
- 眷属(けんぞく)を召喚、使役できる
多くのダークネスは眷属を召喚する能力を持っています。
一度の召喚数には限りがある模様です。
- 死体から『アンデッド』と呼ばれる眷属を作成するダークネス『ノーライフキング』の様に強力な眷属を有するダークネスも居ます。
- ダークネスは、灼滅者と違い、殲術道具を装備しても肉体は強化されません。
また、武器や防具を装備しなくても、殲術道具に由来するサイキックやESPを修得する事ができます。
多くのダークネスは、得た殲術道具を棲家や体内に溜め込んだり、サイキックエナジーを得るために破壊したりします。
稀に好んで殲術道具を武器として扱うダークネスも存在します。
- スレイヤーカードと同じ技術の産物の「ダークネスカード」を作るものもいます。
ダークネスカードで、「元人格の肉体への変身」が容易にできると言われています。
配下
絶対数の少ないダークネスは、死体を利用した眷属や、力を分け与えた一般人を配下にして戦力にすることがあります。
これら超常の者達もダークネスと同じくサイキック(ESPやバベルの鎖等)を持っています。
眷属(けんぞく)
- 「闇堕ち」に利用価値の無い動物達やその死骸を「眷属(けんぞく)」と呼ばれる化物に改造して使役することがあります。
主に動物から創造されるので、様々な形状の眷属が存在します。
- ダークネス『ノーライフキング』以外も人の死体から眷属ゾンビを作成することがあります。
- 戦闘不能になった眷属は、殆どの場合、肉体も残さず消滅します。
- 眷属にも強さや職能の区分がある事もあり、ランク付けされています。
強い個体が弱い個体を引き連れている事もあります。
眷属の「野良化」
- ダークネスに付き従う眷属には、何らかの理由で「野良」化する事もあります。
ダークネスがより強力な眷属を作成できるようになった時など、
新しい眷属を作成する空席を作るために手っ取り早く放逐する事もあります。
一般人の配下
- ダークネスは、自分を崇拝、心酔する人間に力を分け与えて能力を高めることがあります。
身体能力を強化して灼滅者クラスの戦闘力を付与したり、ダークネス本人が使用するサイキックを使用できるようにする事があります。
KOする事で元の一般人に戻す事に成功した事例もあるようです。
- 人類史の裏で増加したダークネス同士の接触の中で、共闘路線を選んだ者達によって組織されるようになったものが始まりと言われています。
- 1600年代、全人類を支配するようになったダークネスの中でも有力なダークネス組織の間で「不戦条約」が締結され、人類は「分割統治」される事になりました。
- ダークネス組織は、人類の代表(権力者etc)等をコントールする等の間接的な方法で人間社会を支配することがあります。
- ダークネス『ソロモンの悪魔』の様に、重厚な一般人勢力を配下に持つ組織も存在します。
- 組織化や共闘は、ダークネスの本質的特性ではないので組織化や集団行動に無関心なダークネスも存在します。
- 強さによる上下関係や横の繋がりで擬似的に家族に近い感覚を持って連盟を組んでいるケースもありますが、仮に組織に属していてもダークネス同士の裏切りは日常茶飯事です。
- 現在、同種族のダークネス同士が参集して組織を形成するケースが多い模様です。
ダークネス組織が人類を支配する理由
幾つか確認されています。
- ダークネスとしての欲望、衝動。
- 勢力拡大、ダークネスを増やすため。
- 生殖能力のないダークネスは、ヒトからの「闇堕ち」で増加します。
その為、「闇落ち」の絶対数を増やすために人類を繁栄させて人口を増やし、様々な不条理で人間社会を歪め、
「憎しみ、妬み、焦燥感」といった負の感情を植えつけ、人類の「闇堕ち」を促進させます。
- 1990年以降、地球上のサイキックエナジーが全て吸収され、日本列島に収束した為に、
「サイキックエナジー」の枯渇した強力な個体=上層部が活動不能に陥り、多くの組織で統制に乱れが生じました。
この為、支配下にある人類社会も大きな影響を受けました。
- 現在、様々な理由で「サイキックアブソーバー」を直接狙うダークネスやダークネス組織はいません。
- 襲撃する余裕やサイキックエナジーが無い。
- 「サイキックアブソーバー」を破壊した場合、他のダークネス種族にも大きな利益を与えてしまう。
- ダークネスの増加プロセスと、邪な衝動や欲望に忠実な特性から、有史以降の人類社会とその発生原理以上に密接に関わっています。
年代 | ダークネスの状況 |
生命の黎明期 | 人類の発生時より、ヒトの魂の中に存在。 |
先史時代 | 悪魔、幻獣等の超常的な存在。暴君、カリスマ的な人物として存在。 |
有史時代 | ダークネス同士の接触が増加。ダークネスの組織化と組織間の抗争も発生するようになる。 |
1600年代 | 人類を支配下に置いたダークネス達の中でも有力なダークネス組織同士が不戦条約を締結。ダークネスによる人類の「分割統治」が始まる。 |
「見えざる圧政」時代 | 繁殖能力を持たないダークネス達の苗床として「闇堕ち」の絶対数を増やすために人類は苦難の歴史を歩むことになる |
西暦1990年以前 | ダークネスに対抗する者達「灼滅者(スレイヤー)」自体の数も多くなく、殆どがダークネスに抹殺されていた。 |
西暦1990年 | 日本、東京都武蔵野市の一角で「サイキックアブソーバー」稼働開始。 同機械の作動により地球のサイキックエナジーは全て吸収され、日本列島に収束する事になる。 |
「混乱」時代 | サイキックエナジーを奪われたために各組織上層部が活動不能状態に陥り、ダークネス組織に混乱が起きる。 混乱はダークネス組織に操られる人類代表にも伝播し、世界情勢が大きく動く。 |
1990年以降 | 「サイキックアブソーバー」の影響で、ダークネスに対抗する者達「灼滅者(スレイヤー)」の出生率が増加する。 |
2012年 | サイキックアブソーバーの創設者達により、1995年以降に生まれた「灼滅者(スレイヤー)」を集めるためにサイキックアブソーバーの存在する東京都武蔵野市に「学園」が設立される。 |