ソロモンの悪魔
伝説として伝えられる「悪魔」達を象徴するダークネスが、ソロモンの悪魔です。
魂に欲望を隠した人間達に働きかけて闇の道へと誘う事を得意としており、それによって堕落した人間を配下とする事もあります。
特徴
- 人間に似た形状を取る事が可能です。
- 本性を表した場合の姿は千差万別で、個体ごとの共通点などはありませんが、身長(体高)は「1〜3m」の範囲になります。
活動傾向
人間社会に潜み、悪魔崇拝や優生学を標榜する数多くの一般人勢力を、影から操る活動を行っています。
その為、ソロモンの悪魔本体が表に出て来る事はほとんどありません。
また、闇堕ちのターゲットとした本人だけでなく、他の人間を巻き込んだ「サバト」を執り行う事で、大量の闇堕ちを促したりする事もあります。
配下、戦力など
ソロモンの悪魔は、堕落した人間に力を付与する付与魔術に長けています。
これによって戦闘力を高められた強化一般人が、主な戦力となっているようです。
強化一般人
ソロモンの悪魔から力を与えられ、戦闘能力を強化された一般人です。
力を与えられてから時間が経過した強化一般人は魂が完全に堕落しており、元の一般人に戻す事はできません。
力を与えられたばかりなどの一部のケースでは、KOする事で元の一般人に戻す事に成功した事例もあるようです。
デモノイド
- ソロモンの悪魔の一人「アモン」の儀式によって産み出された存在で、更なる力を与えられ、ダークネスに匹敵する強さを獲得した強化一般人とされていますが、
その姿(参考画像)は既に人間のものではありません。
→武蔵坂学園のあゆみ『鶴見岳の激突』、『時限トップ』
- ソロモンの悪魔からは「新たな種族」と呼ばれていますが、別種のダークネスではなく、ソロモンの悪魔の配下としての活動のみが確認されています。
また、ソロモンの悪魔の管理下を離れて時間が経過すると「肉体の壊死」が始まると言う欠点が確認されています。
- 元となる人間の「魂に眠るダークネスの種類」に関わらず、改造と改竄によって必ずデモノイドと化す為、他のダークネスからは敵意を持たれる傾向にあるようです。
- その他の特徴
- 儀式魔術で作られた『短剣』と儀式魔術による『繭』によって生み出される。
- 製造に失敗しても、損害は一般人の命だけとリスクが少ない。
- 『人の意識』を残しているケースもあります。(ソロモンの悪魔の管理下を離れた暴走状態デモノイドで確認されました)
- デモノイド製造の過程の問題点で、『宇連研究所に流れ込むコルベイン濃度が不安定になっている』とする報告書が見つかりました。
→教室『鶴見岳の力の行方』
活動内容
- 『デモノイド』の製造に必要な『短剣への呪力付与』の儀式に成功した模様です。
→『時限トップ』
- 新戦力「デモノイド」を引き連れたソロモンの悪魔アモンの軍勢が、武蔵坂学園との抗争で弱体化した鶴見岳に集結したイフリート勢力を襲撃しました。
→武蔵坂学園のあゆみ『鶴見岳の激突』
- 武蔵坂学園の介入もあり鶴見岳の占領は失敗しました。
- 戦場になった鶴見岳近辺の調査に赴いた生徒達が、当時の状況を記した書類を数枚手に入れました。
→教室『鶴見岳の力の行方』
- 愛知県・宇連集落跡でデモノイドを製造していたソロモンの悪魔がヴァンパイアの一団に襲撃されました。
→『時限トップ』
- デモノイドの繭の集積地は壊滅。
襲撃時に孵化したデモノイドは、ソロモンの悪魔の管理下から離れた暴走デモノイドとして野に放たれました。
- ソロモンの悪魔アモンが、ノーライフキングの一派、コルベイン派のアンデッド鍵島・洸一郎の元へ赴きました。
デモノイド製造の秘法を供与し、見返りに武蔵坂学園を攻撃する様に要請しました。
→『時限トップ』
- 阿佐ヶ谷襲撃に失敗したコルベイン派が、蒼の王コルベインの居城『水晶城』を出現させ武蔵坂学園殲滅の軍勢を挙兵。
ソロモンの悪魔アモンも残存兵力を集結して『不死王戦争』に参戦しました。
- 『不死王戦争』の結果、ソロモンの悪魔アモン以下の主だったダークネスは灼滅。
参戦したアモンの軍勢は、ソロモンの悪魔ベレーザ・レイド等の一部残党を残し、壊滅状態に陥りました。